楽天モバイルのポケットWiFiを完全解説!デメリット・メリットや回線固定まで!
楽天モバイルから2020年12月8日に、ポケットWiFi専用端末が発売されました。
これまで、楽天モバイル=格安スマホのイメージでしたが、ポケットWiFiも利用できるようになりました。
現在は以下のポケットWiFi端末3機種が販売されています。
- Rakuten WiFi Pocket 2B(1円)
- Aterm MP02LN
- AtermMR05LN RW
この3機種な中でも「Rakuten WiFi Pocket 2B」は、キャンペーンにより1円で購入できます。
気になる料金は、月額3,278円で無制限使い放題で4キャリアの中で最安値になっています。
このページでは、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の料金・速度・メリット・デメリットを解説しています。

- 1. 楽天モバイル・ポケットWiFiのキャンペーン情報
- 2. 楽天モバイル・ポケットWiFiの基本情報を紹介
- 3. 楽天モバイル・ポケットWiFiのメリットは?
- 4. 楽天モバイル・ポケットWiFiのデメリットは?
- 5. 楽天モバイル・Rakuten WiFi Pocket実機レビュー
- 6. 楽天モバイル・ポケットWiFiの実測値は?
- 7. 楽天モバイル・ポケットWiFi接続先の確認方法
- 8. 楽天モバイル・ポケットWiFiを固定回線化する方法
- 9. 楽天モバイル・ポケットWiFiの評判は?
- 10. 楽天モバイル・ポケットWiFiの解約方法
- 11. 楽天モバイル・ポケットWiFiのよくある質問
- 12. 楽天ポケットWiFiのまとめ
楽天モバイル・ポケットWiFiのキャンペーン情報
楽天モバイルのお得なキャンペーン情報です。
ポケットWiFiと契約すると、2つのキャンペーンが適用されますのでぜひご覧ください。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ プラン料金3カ月無料キャンペーン
現在、楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ プラン料金3カ月無料キャンペーン」を開催しています。
キャンペーン中に申込むと、Rakuten UN-LIMIT Ⅵを3ヶ月間無料で利用できます。
最初の3ヶ月が無料で使えるうえに、初期費用も0円なのでタダでポケットWiFiが持てます。
キャンペーン内容は以下の通りです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ プラン料金3カ月無料キャンペーン | |
月額料金 (最初の3ヶ月間) |
|
キャンペーン期間 | 2021年4月8日~終了日未定 |
Rakuten WiFi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン
つづいて、「Rakuten WiFi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン」により、ポケットWiFi端末「Rakuten WiFi Pocket 2 」が1円で購入できます。
端末を1円で購入できるうえに、楽天ポイント5,000円分も付与されます。
キャンペーン内容は以下の通りです。
Rakuten WiFi Pocket 2 本体価格1円キャンペーン | |
本体価格 | 1円 |
楽天ポイント | 5,000ポイント付与 |
キャンペーン期間 | 2021年7月29日~終了日未定 |
キャンペーンを利用した感想
キャンペーン条件がよいので、目を疑う人も居ると思いますが本当の話です。
当方も、2021年4月7日に終了した「1年間無料キャンペーン」に、2021年1月に契約しましたが1円も請求されていません。
1円も払っていないのに、5,000円分の楽天ポイントをすでにもらっています。
もはや不思議レベルの楽天モバイルですが、これが楽天グループの凄いところです。
楽天モバイル・ポケットWiFiの基本情報を紹介
最初に、楽天モバイル・ポケットWiFiの料金プランや取扱い端末をご案内します。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の料金プランを見ていきましょう。
料金は課金制で、利用した分だけを支払う形になり、データ使用量が1GB未満なら月額0円、20GBなら月額2,178円といったようになります。
プラン内容は以下の通りです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 料金プラン | ||
データ使用量 (課金制) |
月額料金 (1回線目) |
月額料金 (2~5回線目) |
0GB~1GB | 0円 | 980円 |
1GB~3GB | 1,078円 | 1,078円 |
3GB~20GB | 2,178円 | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 | 3,278円 |
手数料・違約金 | ||
契約事務手数料 | 0円 | |
契約解除料 | 0円 | |
端末代金 | ||
Rakuten WiFi Pocket 2 | 1円 | |
Aterm MP02LN | 13,800円 | |
Aterm MR05LN RW | 23,800円 | |
オプション | ||
スマホ交換保証プラス | 月額:715円 |
表の通り、契約時の事務手数料が0円で、初期費用0円でポケットWiFiが持てます。
楽天モバイルのモバイルルーターは3機種
楽天モバイルは、ポケットWiFi用モバイルルーターが3機種用意されています。
いずれの端末もキャンペーンにより、楽天ポイント5,000円分がもらえます。
端末スペックは以下の通りです。
端末スペック | |||
機種 | Rakuten WiFi Pocket 2 ![]() |
Aterm MP02LN ![]() |
Aterm MR05LN RW ![]() |
サイズ mm | 63.8 x 107.3 x 15 | 91 x 50 x 12 | 115 x 63 x 11 |
重さ | 106g | 71g | 115g |
下りスピード | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
上りスピード | 50Mbps | 50Mbps | 50Mbps |
連続使用可能時間 | 10時間 | 10時間 | 14時間 |
連続待受時間 | 300時間 | 900時間 | 500時間 |
バッテリー容量 | 2,520mAh | 1,670mAh | 2,500mAh |
SIMサイズ | microSIM | nanoSIM | nanoSIM×2 |
インターフェイス | Micro USB | Micro USB | Micro USB |
同時接続台数 | 16台 | 10台 | 16台 |
WiFi規格 | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n/ac | |
LTE対応バンド | Band 1 Band 3 Band 7 Band 18 Band 19 Band 26 |
Band 1 Band 3 Band 19 Band 26 |
Band 1 Band 3 Band 8 Band 11 Band 18 Band 19 Band 21 |
楽天回線はBand 3、パートナー回線(au)はBand 18 | |||
5G | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
メーカー | ZTE Corporation | Aterm MP02LN | Aterm MR05LN |
Rakuten WiFi Pocket 2
Rakuten WiFi Pocket 2 | |
![]() |
|
端末価格 | 1円 |
楽天ポイント | 5,000円分 |
こちらの「Rakuten WiFi Pocket 2」で、契約するのが1番お得です。
端末価格がキャンペーンで1円になり、さらに楽天ポイントが5,000円分がもらえます。
Aterm MP02LN
Aterm MP02LN | |
![]() |
|
端末価格 | 13,800円 |
楽天ポイント | 5,000円分 |
実質価格 | 8,800円 |
Aterm MR05LN RW
Aterm MR05LN RW | |
![]() |
|
端末価格 | 23,800円 |
楽天ポイント | 5,000円分 |
実質価格 | 18,800円 |
楽天モバイル・ポケットWiFiのメリットは?
ここでは、楽天モバイル・ポケットWiFiの特徴やメリットを解説しています。
9つのメリットは以下の通りです。
- いまなら3ヶ月間無料で利用できる
- 基本料金0円で1GBまで無料
- ポケットWiFi端末が実質0円
- 初期費用の契約事務手数料0円
- 契約解除料0円で無料解約できる
- 楽天エリア内はデータ無制限
- パートナー回線でも5GB使える
- SIMのみ契約でも5,000ポイント貰える
- キャリア最安値でポケットWiFi端末がある
それぞれ解説していきます。
いまなら3ヶ月間無料で利用できる
楽天モバイルは、3ヵ月無料キャンペーンにより、最初の3ヶ月間を無料で使えます。
例えば、利用開始日が2021年4月1日なら、2021年7月1日までは月額料金が発生しません。
20GB以上利用した場合は月額3,278円ですが、3ヶ月無料で利用できますので計9,834円がお得になります。
なお、大手キャリアのデータプランで、3ヶ月間無料で使えるのは楽天モバイルだけです。
基本料金0円で1GBまで無料
楽天モバイルRakuten UN-LIMIT Ⅵは、基本料金は0円にくわえて、データ使用量が1GB未満は月額料金0円です。
月額料金は以下のデータ使用量に応じて支払います。
データ使用量 | 月額料金 |
0GB~1GB | 0円 |
1GB~3GB | 1,078円 |
3GB~20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
このように、1GB~3GBなら月額1,078円とリーズナブルで、データ無制限で使った場合でも月額3,278円と格安になっています。
持っているだけなら維持費0円
楽天モバイルは、1GBまでは月額料金が掛かりませんので、持ってるだけなら維持費が0円です。
初期費用も掛かりませんし、従量課金制なのでランニングコストも発生しません。
他社のような月額定額制だと利用の有無に関係なく料金が発生します。
ポケットWiFi端末が実質0円
楽天モバイルのポケットWiFiは3機種ありますが、Rakuten WiFi Pocket 2は実質0円になっています。
その、Rakuten WiFi Pocket 2はキャンペーン価格で1円になっています。
そこに、お申し込み特典で楽天ポイント5,000ptが付与されますので、実質4,999円分のポイントが貰えることになります。
このように、実質0円どころか4,999円分をキャッシュバックされるのと同じです。
初期費用の契約事務手数料0円
楽天モバイルは、契約時にお決まりの契約事務手数料が0円になっています。
ポケットWiFiやWiMAXを契約する際は、判で押したように3,300円の事務手数料が掛かります。
しかし、楽天モバイルなら契約手数料0円で初期費用を浮かすことができます。
契約解除料0円で無料解約できる
楽天モバイルは、解約時に発生する契約解除料が0円です。
最低利用期間もありませんので、いつでも好きな時に解約でき違約金も発生しません。
そのため、他社へ乗り換える場合やサービスに不満があれば、ためらわずに解約することができます。
解約手続きも楽天モバイルマイページからサクっとできます。
楽天エリア内はデータ無制限
楽天モバイルは、自社の楽天エリア内であれば完全無制限で利用できます。
YouTubeやVODと云った動画配信サービスも、データ量を気にする事なく視聴できます。
まさに、楽天エリア内はインターネットが使い放題です。
利用する場所が、楽天サービスエリア内かは以下で確認できます。
キーワード入力で郵便番号を入れるとピンポイント検索できます。
上は、札幌近郊のエリアになります。
濃いピンクが、楽天回線エリアになり無制限で利用できます。
薄いピンクは、パートナー回線エリア(au)になり月5GBまで利用できます。
パートナー回線でも5GB使える
楽天モバイルは、パートナー回線エリアのauエリア内でも月間5GBまで利用できます。
利用場所が、楽天回線エリア外でもパートナーau回線に繋がりますので、シームレスでネットへアクセスが可能です。
ちなみに、楽天よりauの方が基地局が多いので、au回線を利用できるのはメリットです。
1Mbpsなら無制限
パートナー回線エリアは、5GBを超えると速度制限になりますが、制限後の速度も1Mbpsと緩い規制です。
そのため、速度制限になっても1Mbpsで無制限に使えることになります。
1Mbpsになると動画は厳しいですが、スマホならSNS・ネット・メールは問題なくできます。
データチャージができる
パートナー回線エリアで、5GBを使い切った場合はデータチャージ可能です。
1GBあたり500円で容量が追加でき、1度に最大5GBまで追加できます。
データチャージ料金 | |
1GB | 550円 |
2GB | 1,100円 |
3GB | 1,650円 |
4GB | 2,200円 |
5GB | 2,750円 |
追加購入したデータの有効期限は、購入日から31日間有効です。
SIMのみ契約でも5,000ポイント貰える
楽天モバイルは、SIMのみ契約でも5,000ポイントがもらえます。
端末セット購入だけが「Rakuten UN-LIMIT VIお申し込み特典」の対象と思われががちですが、そんなことはありません。
SIMのみ契約でも、キャンペーン対象となり3ヶ月無料で使え5,000ポイントがもらえます。
謎のような仕様になっていまが、これが楽天グループのすごいところです。
楽天回線に対応している端末をお持ちであれば、ポケットWiFiの運用が可能になりますので、SIMのみ契約も検討されてはいかがでしょうか。
キャリア最安値でポケットWiFi端末がある
楽天モバイルと、3大キャリアのサブブランドで料金比較をしてみました。
月額料金 無制限 |
月額料金 20GB |
事務手数料 解約違約金 |
ポケットWiFi 端末 |
|
楽天モバイル UN-LIMIT |
3,278円 | 2,178円 | 0円 | あり |
ドコモ ahamo |
なし | 2,980円 | 0円 | なし |
au povo |
なし | 2,728円 | 0円 | なし |
ソフトバンク LINEMO |
なし | 2,728円 | 0円 | なし |
3大キャリアのサブブランと比較すると、楽天モバイルが一番安いのがわかります。
また、楽天モバイル以外は、無制限データプランがなくポケットWiFi端末の取扱がありません。
楽天モバイル・ポケットWiFiのデメリットは?
ここでは、楽天モバイル・ポケットWiFiのデメリットと注意点を解説しています。
4つのデメリットは以下の通りです。
- 今のところ5Gエリアは限定的
- 回線エリアは自分選べない
- キャリアメールの提供が遅れている
- 問合せ電話が繋がりづらい
それぞれについて解説していきます。
今のところ5Gエリアは限定的
楽天モバイルの5Gエリアは、ドコモ・au・ソフトバンクに比べ限定的です。
現在の対応エリアは、北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県の一部地域となっています。
また、ポケットWiFi端末(モバイルルーター)も、5G対応機種は販売されていません。
このように、5G通信網はまだまだ整っていませんので、メインで5G利用したい場合は楽天モバイルはおすすめできません。
なお、5Gに繋がるとスマホであれば右上に「5G」と表示されますので、そこが5Gエリア内だと確認できます。
回線エリアは自分選べない
先にもお話しとおり、楽天モバイルは楽天回線エリアとパートナー回線エリアがあります。
しかし、回線を自分では選択できません。
楽天回線エリア内でも、パートナー回線エリアに繋がる場合があります。
実際に当方も、楽天回線エリア内でしたが、パートナー回線に繋がることがありました。
その理由は、端末が電波の強い方を掴みに行くようで、場所によってはこのような現象がおきるようです。
キャリアメールの提供が遅れている
楽天モバイルは、キャリアメールの提供が遅れおり今のところ利用できません。
2021年夏に提供開始予定でしたが、2021年以内に順延され、それ以降の公式アナウンスはありません。
ドコモ・au・ソフトバンクであれば、キャリアメールが付与されますので、各種サービスのメールアドレス登録時に重宝している人も多いと思います。
楽天モバイルも、近々にはキャリアメールを提供されると思いますので、それまで待つしかありません。
問合せ電話が繋がりづらい
楽天モバイルは、忙しすぎて問合せ電話が繋がりづらいです。
当方も端末について問合せの電話しましたが、自動音声の案内になりオペレーターさんにはなかなか繋がりませんでした。
結局、繋がるまで20分ほど掛かりましたので、急ぎで何か聞こうと思っても難しいと思います。
ただ、オペレーターさんの対応は親切でテキパキしていました。
楽天モバイル・Rakuten WiFi Pocket実機レビュー
2021年3月12日に、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」に申込みました。
この時点で、モバイルルーターの在庫は「Rakuten WiFi Pocket」ブラックだけになっていました。
以下の3機種から選べますが、人気端末は入荷待ちの場合があります。
- Rakuten WiFi Pocket
- AtermMP02LN
- Aterm MR05LN RW
申込み完了:2021年3月12日
楽天モバイルから申込み完了メールがきます。
主なメールの内容は以下の4点です。
- お申込み番号:573******
- プラン:Rakuten UN-LIMIT
- 製品:Rakuten WiFi Pocket ブラック
- SIMタイプ:nanoSIM
後は届くのを待つだけです。
荷物到着:2021年3月14日
申込みから2日目にヤマト運輸で届きました。
楽天モバイルの発送は超早いです。
同梱されていた物
届いた次の日に開封してみました。
同梱されていた物は以下の3点です。
- Rakuten WiFi Pocket 白箱
- スタートガイド
- SIMカード
Rakuten WiFi Pocketは、SIMカードを挿すだけで開通しますので、APN設定に慣れて居ない人でも手順通りにすると開通できます。
楽天モバイル以外の、他社のAPN設定方法も記載されおりSIMフリー端末としても使えます。
また、分からないことがあれば、スタートガイドに分かりやすく解説されています。
Rakuten WiFi Pocket 本体
白箱を開けると、Rakuten WiFi Pocketが姿をあらわしました。
Rakuten WiFi Pocket 端末一式
白箱には以下の5点が同梱されています。
- 端末本体
- ACアダプタ
- micro USB Type-Bケーブル
- クイックスタートアップガイド
- バッテリー
初期設定
これから、Rakuten WiFi Pocketを初期設定をしていきます。
裏面カーバーを外し、SIMカードとバッテリーを取付ける準備をします。
SIMカード
マルチサイズSIMで、以下3通りのSIMサイズ対応しています。
- 標準SIM
- microSIM
- nanoSIM
SIMカードを標準サイズに切り抜いて準備します。
SIMカード挿入
Rakuten WiFi Pocketの、SIMサイズは標準SIMです。
SIMを挿すのはスムーズに行きますが、抜く時は引っかかるので壊さないように慎重に抜いてください。
バッテリー取付
Rakuten WiFi Pocketにバッテリーを取付けます。
バッテリー取付け後は裏ブタをします。
セット完了
以上で、Rakuten WiFi Pocketのセット完了です。
後は電源を入れるだけです。
電源ボタンは右側面
上の電源ボタンを長押しで端末が起動します。
下はWPSボタンになっています。
端末電源を入れる
無事に端末が起動しました。
デイスプレーを見ると、4Gのアンテナが5本立っています。
Wi-Fiへ接続
WPSボタンを3回押すと接続情報が表示されます。
- SSID:Rakuten-F**
- Password:0966****
- IMEI:35858456*******
パソコンでWi-Fi接続確認
表示された「SSID」と「パスワード」を入力すると接続できます。
Windows10で接続を確認できました。
楽天モバイル・ポケットWiFiの実測値は?
楽天モバイル 、実際の通信速度を計測しました。
端末は、Rakuten wifi pocketとSpeed Wi-Fi NEXT W05の2機種で行いました。
前述しましたが、楽天モバイルには自社の「楽天回線エリア」と、auの「パートナー回線エリア」の2つがあります。
速度検証で分かったことですが、楽天回線エリアの方がパートナー回線エリアより圧倒的に速いです。
楽天回線では、下り23Mbps以上を常時計測しましたが、パートナー回線では下り10Mbps前後しかでませんでした。
楽天回線エリア10回の実測値
ここでは、楽天回線エリアの通信速度を測定しました。
10回の測定結果をは以下の通りです。
- 下り:29.20Mbps 上り:12.68Mbps
- 下り:31.77Mbps 上り:17.25Mbps
- 下り:30.36Mbps 上り:14.56Mbps
- 下り:29.34Mbps 上り:15.19Mbps
- 下り:24.20Mbps 上り:15.47Mbps
- 下り:30.22Mbps 上り:4.67Mbps
- 下り:23.62Mbps 上り:24.86Mbps
- 下り:29.80Mbps 上り:28.78Mbps
- 下り:29.16Mbps 上り:26.39Mbps
- 下り:31.55Mbps 上り:11.27Mbps
事業者識別コード「440 11」は楽天回線になります。
通信速度の詳細は以下の通りです。
① 下り:29.20Mbps 上り:12.68Mbps|Rakuten Mobile
② 下り:31.77Mbps 上り:17.25Mbps|Rakuten Mobile
③ 下り:30.36Mbps 上り:14.56Mbps|Rakuten Mobile
④ 下り:29.34Mbps 上り:15.19Mbps|Rakuten Mobile
⑤ 下り:24.20Mbps 上り:15.47Mbps|Rakuten Mobile
⑥ 下り:30.22Mbps 上り:4.67Mbps|Rakuten Mobile
⑦ 下り:23.62Mbps 上り:24.86Mbps|Rakuten Mobile
⑧ 下り:29.80Mbps 上り:28.78Mbps|Rakuten Mobile
⑨ 下り:29.16Mbps 上り:26.39Mbps|Rakuten Mobile
⑩ 下り:31.55Mbps 上り:11.27Mbps|Rakuten Mobile
楽天回線エリアの実測値まとめ
楽天回線エリアの平均通信速度は以下のようになりました。
- 下り平均:28.92Mbps
- 上り平均:17.11Mbps
下り平均29Mbpsでており、まずまず高速通信していますので、ポケットWiFiとしては「」の評価です。
この下り速度であれば、YouTubeや動画系サービスも快適に視聴でき、インターネット閲覧もサクサクです。
パートナー回線エリア5回の実測値
つづいて、パートナーエリア回線の通信速度を測定しました。
5回の測定結果をは以下の通りです。
- 下り:11.90Mbps 上り:5.31Mbps
- 下り:11.02Mbps 上り:6.68Mbps
- 下り:9.71Mbps 上り:12.98Mbps
- 下り:10.65Mbps 上り:11.92Mbps
- 下り:11.00Mbps 上り:13.53Mbps
事業者識別コード「440 53」はパートナー回線au(KDDI)です。
通信速度の詳細は以下の通りです。
① 下り:11.90Mbps 上り:5.31Mbps|au(KDDI)
② 下り:11.02Mbps 上り:6.68Mbps|au(KDDI)
③ 下り:9.71Mbps 上り:12.98Mbps|au(KDDI)
④ 下り:10.65Mbps 上り:11.92Mbps|au(KDDI)
⑤ 下り:11.00Mbps 上り:13.53Mbps|au(KDDI)
パートナー回線エリアの実測値まとめ
パートナー回線エリア(au)の通信速度は、以下のようになりました。
- 下り平均:10.85Mbps
- 上り平均:10.08Mbps
はっきり言って、下り平均10.85Mbpsは遅いので「」の低評価になります。
インターネット閲覧には問題ない通信速度ですが、重い動画ならカクカクするレベルです。
パートナー回線エリアに繋がると遅い事が分かりました。


au本体は速いんだけどね!
楽天モバイル・ポケットWiFi接続先の確認方法
楽天モバイルは、楽天回線エリア内でもパートナーエリア(au)回線に繋がる場合があります。
パートナー回線エリアは、高速モードが月5GBまでになり、無制限で高速通信はできません。
原因は分かりませんが、おそらくは電波の強い方へ接続していると思われます。
楽天回線エリアに繋がると「無制限」で利用できるのに本当にもったいない話です。
パートナー回線エリアに繋がる?
楽天回線エリア内ですが、以下のように「KDDI Corporation」の電波を掴んでいます。
これだと、高速通信は5GBまでになります。
パートナー回線エリアはデータ量が減る
パートナー回線に繋がると、以下のように付与された5GBのデータ高速モードが減っていきます。
これで、確実にパートナー回線に繋がっていることが分かります。
楽天回線に繋がるとデーターは減りません。
楽天回線エリアは「Rakuten Mobile Netwok, Inc.」となります。
以下のように、楽天回線に繋がると無制限で高速通信できます。
回線チェッカーで確認する
通常の回線チェックでは、どちらも「Rakuten Mobile」と表示され、楽天回線かau(KDDI)回線のどちらに繋がっているか分かりません。
Android アプリ「回線チェッカー」を使うと、どちらの回線に繋がっているかが分かります。
楽天モバイル・ポケットWiFiを固定回線化する方法
ここでは、楽天回線エリアへ固定回線化する方法を解説しています。
楽天回線へ固定回線化するには、端末設定でBand3に固定する必要があります。
検証端末は「Rakuten WiFi Pocket」と「Androidスマホ」の2つになります。
Rakuten WiFi PocketのBand3固定方法
モバイルルーターRakuten WiFi Pocketを、楽天回線Band3に固定する方法です。
比較的簡単に済みますので参考にしてください。
Rakuten WiFi PocketでWi-Fi接続する
最初にWi-Fi接続します。
本体右側の「WPS」ボタンを押すと「SSID/パスワード」が表示されます。
WPSボタンでSSID表示
パソコン・スマホ:SSID(Rakuten-****)に、Password(********)を入力し接続する。
スマホ:QRコードを読取って接続する。
画面の味方
管理画面へログインする
アドレスバーに「192.168.0.1」を入力しログイン画面へアクセスします。
ログイン画面が表示されますので、以下を入力してください。
ユーザー名:admin
パスワード:admin
ネットワーク接続OFFにする
「ネットワークに接続」をタップして「OFF」にします。
「ネットワークに接続」が「OFF」になりました。
「成功」と表示されます。
接続設定
続いて「接続設定」をクリックします。
ネットワーク選択
「ネットワーク選択」をクリックし「手動」にチェックいれます。
これで、画面右の「適用」となっていたボタンが「検索」に変わります。
続いて「検索」をクリックします。
検索中となり「1~3分」待ちます。
「ネットワークリスト」が、表示されるまで待ちましょう。
ネットワークリスト表示される
リストが表示されました。
楽天回線は「44011」になりますので「オプション」にチェックを入れます。
下にスクロールして「登録」をクリックします。
登録が成功すると「成功」の画面になります。
これで「楽天回線 44011」に固定完了です。
ネットワーク接続ONに戻す
画面左上の(黄色)「Rakuten Mobile」を、クリックし管理画面トップに戻ります。
管理画面のトップに戻りました。
ネットワークに接続を「OFF」から「ON」に戻します。
これで全ての作業が完了です。
AndroidスマホのBand3固定方法
Androidスマホを、楽天回線Band3へ固定する方法は以下のページで解説しています。
楽天モバイルのAQUOS sense4 liteを使用したBand固定方法ですが、Androidスマホであれば同様な設定方法になります。
楽天モバイル・ポケットWiFiの評判は?
ここでは、楽天モバイルのTwitter上での評判を見ていきましょう。
気になるツィートをピックアップしましたので参考にしてみて下さい。
楽天モバイルの通信速度は速い?遅い?
楽天モバイル(MNO)の速度💨自宅で計測🤗ちなみにメインです😀#楽天モバイル pic.twitter.com/RcWI2qtQZN
— マッチ@Viber普及活動中😎 (@poika2man) September 19, 2021
下り52.1Mbps、上り10.2Mbpsは速いですね。
この速度であれば、インターネット全般を快適に利用できます。
楽天モバイル通信遅すぎると思ったらこれはやばいなぁ〜😅
通信障害後から調子が悪すぎでしょ…🙄
前のように快適に使えるようにお願いします!!🙏#楽天モバイル pic.twitter.com/7m92L8oUlG
— はっぱ (@hackshotacademy) September 18, 2021
この方は、2021年9月11日に起きた通信障害後から速度がでないとの事です。
下り2.9Mbps、上り3.3Mbpsは確かに遅いです。
ちなみに、この日に起きた障害は午後1:00~午後5:30までネットに全く繋がりませんでした。
楽天モバイル1GBまでは無料
楽天モバイル1GBチャレンジ20日目!そこまで無理せずなんかイケそうな気がするー😗 pic.twitter.com/1fm5VQNQ18
— 米国株ファンリーマン@VTI&VGT&QQQ (@beekn3104) September 20, 2021
楽天モバイルは1GBまで月額無料です。
この方は20日で0.49GBなので、残りは10日ギリギリいけそうですね!
室内はパートナー回線に繋がる
楽天回線ならデータ通信料無制限だけど楽天回線の届かないパートナー回線エリアだと5GBで通信制限て事ですぐ近所に基地局あるし楽天回線に繋がることを期待して楽天モバイルに乗り換えたけど部屋の中だとパートナー回線にしか繋がらねーのでたぶん数日で速度制限かかる_(:3 」∠)_
なんだそりゃ pic.twitter.com/ZLUYa78Wk0— ウツボさん太郎【新入り】 (@utsubo_to_odoru) September 20, 2021
楽天回線に繋がると無制限で使えますが、パートナー回線に繋がると月5GBしか使えません。
この方のように楽天エリア内でも、パートナー回線に繋がることはあります。
端末設定で、楽天回線(Band3)に回線固定するしかありません。
楽天ポケットWiFiを買ってみた
楽天ポケットwifi買ってみた。
注文してから4日で手元に。だけどsim差し込んでから2時間
経っても開通しない。充電も空
なのでフル充電されるまで半日は
掛かりそう…… pic.twitter.com/SNiNkhkRMX— はま江戸@天真に任す (@koti_hamao) March 31, 2021
この方は楽天ポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」を購入されたようです。
開通は端末の充電待ちとのことです。
当方の場合は、すでにバッテリーは充電されていましたが、そうでない場合もあるんですね。
楽天モバイル1年間無料キャンペーンに申込む
楽天モバイルの
1年間無料キャンペーンで#パンダWiFi が1円だったから
2月6日に申し込みをして
今日の夕方2月13日にやっと
無事届いたニャン😣🥰
電波も良好だニャンよ📶💕今度は #rakutenmini がほしいニャン🤤
契約して良かったニャンニャン💕❤️💕✨#楽天モバイル #楽天アンリミット pic.twitter.com/3j7vqM4RGi— サンタママ (@girlmama1225) February 13, 2021
現在は、3ヵ月無料キャンペーンになっていますが、それ以前は1年間無料だったのです。
キャリアで無料キャンペーンを実施するのは、楽天モバイルが最後になるでしょうね。
なお、1年間無料キャンペーンは2021年4月7日に終了しています。
楽天モバイルの口コミまとめ
楽天モバイルは、さすがキャリアだけあってTwitter上にも口コミは溢れていました。
良い口コミ・悪い口コミともに多数ありましたが、みなさんそれぞれ意見があるようです。
ただ、確実に言えることはとんでもない数のユーザーがいることです。
無料キャンペーン終了後、そのまま使う人や他社に乗り換える人も居るでしょうが、どちらにしても楽天モバイルの運営次第だと思います。
楽天モバイル・ポケットWiFiの解約方法
ここでは、楽天モバイルの解約方法を解説しています。
解約手続きは、Webとアプリから手続きができます。
Webでの解約方法
①「My 楽天モバイル」へログイン
②メニューの「契約プラン」を選択
③「各種手続き」から「解約」を選択
④「次へ進む」を選択
⑤アンケートに回答し「申し込む」をクリック
⑥解約完了
手続きが完了後、登録メールアドレスに「解約完了のお知らせ」メールが届きます。
以上、楽天モバイル 解約方法でした。
SIMカードの返却方法
楽天モバイルは、解約後にSIMカードの返却が必要です。
下記返送先へ送料自己負担でお送りください。
143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係
楽天モバイル・ポケットWiFiのよくある質問
楽天モバイルのポケットWiFiのよくある質問をまとめてみました。
スマホ交換保証プラスってなに?
スマホ交換保証プラスは、端末(モバイルルーターやスマホ)が故障・紛失した場合に交換してくれるサービスです。
月額715円のオプションで、交換費用は全機種一律6,600円になり最短当日発送されます。
スマホ交換保証プラス | |
月額料金 | 715円 |
端末交換費用 | 一律6,600円 |
保証対象 | 故障、水没 破損、全損 盗難、紛失 |
加入条件 | 新規契約時、機種変更時 に加入する事 |
このように、契約途中では加入できませんので、後から「やっぱり加入したい」というのはダメです。
ポケットWiFiは海外でも使えますか?
楽天モバイルは海外69の国と地域で、データ通信できますのでポケットWiFiとして利用できます。
手続きも不要で、手持ちの端末の電源を入れるだけでWiFiへアクセスします。
海外データ通信の詳細は以下の通りです。
海外データ通信 | |
海外料金 | 無料 |
データ量 | 2GB |
データ超過後の速度 | 128kbps |
データチャージ | 1GB/500円 |
申込み | 不要 |
SIMのみ契約できますか?
楽天モバイルは、SIMのみ契約が可能です。
SIMカード、eSIMのどちらもSIMのみ契約ができ、キャンペーンも適用になります。
ただ、楽天モバイルに対応した端末を事前に用意しておく必要があります。
band3や440 11ってなに?
楽天モバイルの周波数帯と事業者識別コードになります。
詳細は以下の通りです。
キャリア周波数帯 (バンド) |
事業者識別コード MCC MNC |
|
楽天モバイル | Band3 | 440 11 |
パートナー回線(au) | band18 | 440 53 |
上記は、楽天モバイルを利用するとよく耳にすると思います。
楽天モバイルには、自社回線とパートナー回線がありどちらに繋がっているかを確認したり回線固定する場合に利用するものです。
楽天ポケットWiFiのまとめ
ここまでの解説で、楽天モバイルがポケットWiFiとし利用できるのがお分かり頂けたと思います。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、なんといってもデータ無制限を月額3,278円の格安で使えるメリットです。
3大キャリアの「docomo・au・SoftBank」も、新プランを出していますが月間20GBまでしか使えません。
これだけでみても、楽天モバイルがいかにお得なのかが分かります。
サービスエリアも2021年夏には、人口カバー率96%を突破する予定で、今年中には日本中を使えるようになります。
楽天モバイルのメリットをもう一度見ていきましょう。
- 月額料金が3ヶ月間無料
- 初期費用0円
- 端末「Rakuten WiFi Pocket 2」1円
- データ無制限の使い放題
- 高速通信ができる
- 解約違約金0円
これだけの好条件で、契約できるポケットWiFiは、今のところ日本中どこを探してもありません。
請求0円
キャンペーンで月額料金が無料なのも本当で、上の画像のように請求額は「0円」になっています。
初めは条件が良すぎるので、少し疑っていたのですが余計な心配だったようです…!
このように楽天モバイルは、選らんでも決して損のないポケットWiFiになっています。