この記事では、イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の違いを解説しています。
先にお伝えすると、タイプ1は「音声通話SIM」に対応し、タイプ2は「データ通信SIM」専用で、おもな違いは電話利用の有無です。
また、タイプ1にはau回線とドコモ回線があり、それぞれ通信速度やスペックなどに違いがあるので、本記事を参考にしてください。
それでは、イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の違いを紹介していきます!
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の違い!
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のおもな違いは次のとおりです。
利用プラン | 利用回線 | |
---|---|---|
タイプ1 | 音声プラン(音声通話SIM) シェア音声プラン(音声通話SIM) |
au 4G/5G
ドコモ 4G/5G |
タイプ2 | データプラン(データ通信SIM) | ドコモ 4G/5G |
イオンモバイルのタイプ1は音声通話SIM(電話+データ通信+SMS)に対応し、タイプ2はデータ通信専用SIM(データ通信+SMS)です。
また、イオンモバイルのタイプ1では、申し込み時に、auとドコモから好みの回線を選べます。
このように、イオンモバイルにおけるタイプ1・タイプ2のおもな違いは電話利用の有無です。
なお、タイプ1・タイプ2どちらも、高速5G(第5世代移動通信システム)に対応しています。
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の料金プラン
次にイオンモバイルのタイプ1・タイプ2の料金プランをご案内いたします。
タイプ1・音声プラン(音声通話SIM)の料金
イオンモバイルのタイプ1・音声プランは「電話+データ通信+SMS」を利用できる最も一般的なSIMです。
タイプ1・音声プランの料金と概要は次のとおりです。
タイプ1・音声プランの概要 | |
---|---|
月額料金 | 0.5GB:803円 1GB:858円 2GB:968円 3GB:1,078円 4GB:1,188円 5GB:1,298円 6GB:1,408円 7GB:1,518円 8GB:1,628円 9GB:1,738円 10GB:1,848円 20GB:1,958円 30GB:2,508円 40GB:3,058円 50GB:3,608円 60GB:4,158円 70GB:4,708円 80GB:5,258円 90GB:5,808円 100GB:6,358円 150GB:9,108円 200GB:11,858円 |
初月利用料金 | 日割り |
利用回線(契約時に選択) | au、ドコモ |
基本通話料 | 11円 / 30秒 |
SMS送信料 | 3.3円 / 70文字 |
通話オプション | 5分かけ放題:月550円 10分かけ放題:月935円 かけ放題:月1,650円 |
留守番電話 | 月330円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約解除料 | 無料 |
プラン変更 | 無料 |
5Gオプション | 無料 |
データ繰り越し | ◯ 対応 |
低速モード | ◯ 対応 |
テザリング | ◯ 対応 |
LINE年齢認証 | ◯ 対応 |
SIMタイプ | SIMカード、eSIM |
以上のとおり、イオンモバイルのタイプ1はau回線とドコモ回線があり、月額料金や付帯機能の内容は同一です。
付帯機能は「低速モード(速度切り替え)、データ繰り越し」に対応し、他社と遜色のないサービスを提供しています。
タイプ2・データプラン(データ通信SIM)の料金
イオンモバイルのタイプ2は「データ通信+SMS/オプション」を利用できるインターネット専用のSIMです。
タイプ2・データプランの料金と概要は次のとおりです。
タイプ2・データプランの概要 | |
---|---|
月額料金 | 1GB:528円 2GB:748円 3GB:858円 4GB:968円 5GB:1,078円 6GB:1,188円 7GB:1,298円 8GB:1,408円 9GB:1,518円 10GB:1,628円 20GB:1,738円 30GB:2,288円 40GB:2,838円 50GB:3,388円 60GB:3,938円 70GB:4,488円 80GB:5,038円 90GB:5,588円 100GB:6,138円 150GB:8,888円 200GB:11,638円 |
初月利用料金 | 1ヶ月分 |
利用回線 | ドコモ |
SMSオプション | 月154円 |
SMS送信料 | 3.3円 / 70文字 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約解除料 | 無料 |
プラン変更 | 無料 |
5Gオプション | 無料 |
データ繰り越し | ◯ 対応 |
低速モード | ◯ 対応 |
テザリング | ◯ 対応 |
SIMタイプ | SIMカード |
以上のとおり、イオンモバイルのタイプ2はドコモ回線を使用し、オプションでSMS(ショートメッセージ)を利用できます。
付帯機能は「低速モード(速度切り替え)、データ繰り越し」に対応し、他社と遜色のないサービスを提供しています。
タイプ1・音声プランとタイプ2・データプランの料金比較
つづいて、タイプ1・音声プランとタイプ2・データプランの料金比較です。
タイプ1とタイプ2の料金比較 | ||
---|---|---|
データ容量 | タイプ1・音声プラン 月額料金 |
タイプ2・データプラン 月額料金 |
0.5GB | 803円 | — |
1GB | 858円 | 528円 |
2GB | 968円 | 748円 |
3GB | 1,078円 | 858円 |
4GB | 1,188円 | 968円 |
5GB | 1,298円 | 1,078円 |
6GB | 1,408円 | 1,188円 |
7GB | 1,518円 | 1,298円 |
8GB | 1,628円 | 1,408円 |
9GB | 1,738円 | 1,518円 |
10GB | 1,848円 | 1,628円 |
20GB | 1,958円 | 1,738円 |
30GB | 2,508円 | 2,288円 |
40GB | 3,058円 | 2,838円 |
50GB | 3,608円 | 3,388円 |
60GB | 4,158円 | 3,938円 |
70GB | 4,708円 | 4,488円 |
80GB | 5,258円 | 5,038円 |
90GB | 5,808円 | 5,588円 |
100GB | 6,358円 | 6,138円 |
150GB | 9,108円 | 8,888円 |
200GB | 11,858円 | 11,638円 |
表のとおり、タイプ1・音声プランより、タイプ2・データプランの方が1GBプランで月330円安く、2GB~200GBプランで月220円安く利用できます。
ですので、電話利用する方はタイプ1・音声プランを、インターネット専用に利用する方はタイプ2・データプランを選ぶのがベストです。
イオンモバイルのau回線・ドコモ回線を比較
イオンモバイルのau回線とドコモ回線のスペック等の比較です。比較項目は次のとおりです。
- 通信速度
- 利用エリア
- 利用端末
比較①:通信速度
イオンモバイルのau回線とドコモ回線の通信速度の比較です。
au回線 | ドコモ回線 | |
---|---|---|
下り平均速度 | 64.02Mbps | 44.22Mbps |
上り平均速度 | 3.78Mbps | 3.64Mbps |
参照元:みんなのネット回線速度 |
以上のとおり、「みんなのネット回線速度」での調査結果は、au回線の方が速いです。
インターネット利用で重要なのは、下り速度でダウンロードスピード速いほど軽快サクサクに利用できます。
ただ、イオンモバイルは混雑時間帯の昼休み(12時~13時)や、帰宅時間帯(18時~19時)に20Mbps前後に速度低下します。
速度低下の理由は、イオンモバイルは一般的な格安SIM(MVNO)と同様に、auなどのキャリアから回線を借り受けているためです。
比較②:利用エリア
イオンモバイルのau回線とドコモ回線の利用エリアの比較です。
au回線 | ドコモ回線 | |
---|---|---|
4Gエリア 人口カバー率 |
99% | 99% |
5Gエリア 人口カバー率 |
90% | 88% |
サービスエリア | au | ドコモ |
表のとおり、auとドコモともに前世代4Gの人口カバー率99%を達成しています。
現行の5G(第5世代移動通信システム)エリアは、ドコモの88%に対し、auは人口カバー率90%です。
イオンモバイルの5Gオプションは無料で、タイプ1・タイプ2どちらもマイページから手続きできます。
現行5Gは、前世代の4Gに比べ20倍近く高速通信しますので、5Gエリアの方は優先利用しましょう。
比較③:利用端末
イオンモバイルのau回線とドコモ回線の利用端末の比較です。
au回線 | ドコモ回線 | |
---|---|---|
SIMフリー端末 | ◯ 利用可 | ◯ 利用可 |
SIMロック端末 | ◯ 解除後利用可 | ◯ 解除後利用可 |
VoLTE対応端末 | ◯ 利用可 | ◯ 利用可 |
VoLTE非対応端末 | ✕ 利用不可 | ◯ 利用可 |
手元のスマホがイオンモバイルでの利用可否は「動作確認端末」でチェックできます。
基本的にSIMフリー端末の場合は、イオンモバイルに限らず全ての格安SIMで利用できます。
次に、SIMロック端末の場合は、購入したキャリア(au・ドコモ)の各ショップでロック解除すると利用可能です。
なお、VoLTE非対応端末は、2014年以前に販売された機種で、それ以降に販売された機種はVoLTE対応端末です。
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のデメリット・メリット
ここでは、イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のデメリットとメリットを紹介しています。
タイプ1・音声プランのデメリット・メリット
イオンモバイルのタイプ1・音声プランのデメリット・メリットは次のとおりです。
デメリット | メリット |
---|---|
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タイプ1・音声プランがおすすめな人
ご覧のとおり、タイプ1・音声プラン(電話+データ通信+SMS)は、みなさんも利用している最も一般的なSIMです。
ですので、一般的な利用方法であればタイプ1・音声プランを選択しましょう。
タイプ2・データプランのデメリット・メリット
イオンモバイルのタイプ2・データプランのデメリット・メリットは次のとおりです。
デメリット | メリット |
---|---|
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タイプ2・データプランがおすすめな人
タイプ2・データプラン(データ通信)をおすすめする人、インターネット専用で利用する方です。
料金は電話利用できない分、タイプ1より安いので、おもに副回線としての使用であれば有効利用できます。
参考までに、電話番号を付与されないため、LINEアカウント作成はできません。
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のよくある質問
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のよくある質問をまとめました。
- プラン変更(データ容量)はできる?
- タイプ1・タイプ2ともにプラン変更(データ容量)は無料です。プラン変更はイオンモバイルのマイページから行えます。
- au回線とドコモ回線どっちがいい?
- 通信速度の速いau回線が人気です。付帯機能や料金プランは同一なので、より高速利用できるau回線を選ぶと良いです。
- eSIMは各タイプで利用できる?
- タイプ1はeSIMを提供していますが、タイプ2はeSIMを提供していません。eSIMは利便性が高いうえ即日開通可能です。
- APN設定方法を教えてください?
- イオンモバイルのAPN設定方法で図解入りで紹介されています。なお、タイプ1とタイプ2でAPN設定方法は異なります。
まとめ
最後にもう一度、イオンモバイルのタイプ1・タイプ2のおもな違いを確認してみましょう。
タイプ1 | タイプ2 |
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このように、タイプ1・タイプ2の違いは、利用できるプランの違いです。
タイプ選びに迷っている方は、もっとも一般的な電話利用できる、タイプ1を選らんでおくと間違いありません。
すでにご存知かと思いますが、タイプ2を選択する方は、インターネット専用回線として利用してくださいね。
それでは、イオンモバイルを利用して快適なスマホライフを送ってください!