この記事では、NUROモバイルのバリュープラスを、実際に使ったレビューを紹介しています。
ご存じかと思いますが、NUROモバイルはソニーグループが運営する格安SIMです。
そんな、NUROモバイルのバリュープラスは3GB~15GBの4プランがあり、いずれも業界最安値級の料金です。
それでは、NUROモバイルのバリュープラスを検討中の方は、本レビュー記事を参考にしてみてください。
NUROモバイルのバリュープラス・音声通話付きSIM「3GB・5GB・10GB・15GBプラン」へ乗り換えで、月額料金3ヶ月間割引!
NUROモバイルのNEOプラン「20GB・40GBプラン」の申し込みで、データ量15GB付与!
NUROモバイル・バリュープラスをレビュー
初めに、NUROモバイルから送られてくる、SIMカードや同梱物を紹介します。
当サイトの契約内容は以下のとおりです。
- プラン:バリュープラス (VMプラン5GB)
- SIMタイプ:音声通話付きSIM
- 月額料金:990円
- 利用回線:au
届いた様子や同梱物を紹介
SIMカードは、NUROモバイルに申し込み後、3日目に到着しました。
商品発送は、申し込み完了後の翌日にされ迅速です。
同梱物は以下の3点です。
- SIMカード(auSIM)
- 納品書
- NUROモバイル 設定マニュアル
他社のようにチラシは一切入っておらず、なにを見たらよいかスグに分かります。
au回線を契約したので「auSIMカード」が入っています。
SIMサイズは、「標準SIM、microSIM、nanoSIM」に対応しています。
SIMカード裏面です。
利用者向けページのログインに必要な「SIM電話番号」と「パスワード」が記載されています。
ここまで、NUROモバイルから届いた様子を紹介しました。
バリュープラスを使った感想をレビュー
NUROモバイル・バリュープラスを実際に使った感想をまとめました。
NUROモバイルを検討中の方は参考にしてみてください。
- 昼休みと夕方は速度が遅い
- テザリングの速度が遅い
- eSIMを利用できない
- LINE年齢認証に対応してない
- マイページがシンプルで使いやすい
- プラン変更が超簡単にできる
- 3ヶ月ごとにデータ量を無料付与される
- 節約モード(節約スイッチ)に対応している
- 通話料が安いうえ通話専用アプリは不要
- 利用エリアの広いau5Gを使える
- 余ったデータを繰り越しできる
以上のとおり、バリュープラスには「残念なところ」と「良いところ」の両方があります。
NUROモバイル・バリュープラスの基本情報
まず、NUROモバイルには、バリュープラス(3GB~15GB)とNEOプラン(20GB/40GB)があります。
ここでは、NUROモバイル・バリュープラスの基本情報を紹介します。
バリュープラスのSIMタイプは、次の3つがあります。
- 音声通話付き SIM
- データ通信+SMS SIM
- データ通信専用 SIM
それぞれの月額料金は以下のとおりです。
バリュープラス 月額料金 | |||
---|---|---|---|
音声通話付き SIM |
データ通信+SMS SIM |
データ通信専用 SIM |
|
VSプラン 3GB |
792円 | 792円 | 627円 |
VMプラン 5GB |
990円 | 990円 | 825円 |
VLプラン 10GB |
1,485円 | 1,485円 | 1,320円 |
VLLプラン 15GB |
1,790円 | 1,790円 | 1,625円 |
つづいて、バリュープラスの基本情報や付帯機能は次のとおりです。
バリュープラス 基本情報 | |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 SIMカード準備料:440円 |
契約解除料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 |
国内通話料金 | 11円 / 30秒 |
SMS送信料 | 3.3円 / 70文字 |
最低利用期間 | なし |
開始月料金 | 無料 |
SIMタイプ | SIMカード |
利用回線 | ドコモ 4G、5G au 4G、5G ソフトバンク 4G、5G (契約時に選択) |
節約モード | ◯ 対応 |
データ繰り越し | ◯ 対応 |
データチャージ | 1GB:550円 |
テザリング | ◯ 対応 |
Wi-Fiスポット | ✕ 未対応 |
メールアドレス | ✕ 未対応 |
留守番電話 | 月額:330円 |
国内通話オプション | 5分かけ放題:月額490円 10分かけ放題:月額880円 |
LINE年齢認証 | ✕ 未対応 |
申し込み方法 | オンライン |
サポート | オンラインチャット、電話 |
支払い方法 | クレジットカード |
以上、NUROモバイルのバリュープラスの料金プランと基本情報でした。
NUROモバイル・バリュープラスのデメリットは4つ
最初に、NUROモバイルのバリュープラスの4つのデメリットを紹介します。
4つのデメリットは以下の通りです。
- 混雑時に通信速度が低下する
- LINE年齢認証に未対応
- eSIMを提供していない
- 契約事務手数料が必要
それぞれ、解説していきます。
デメリット①:混雑時に通信速度が低下する
NUROモバイルは、昼休みや夕方の混雑時に通信速度が低下します。
理由は、NUROモバイルも他の格安SIMと同様に、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りて運営しているためです。
これが、UQモバイルやLINEMOなどの、キャリアブランド系の格安SIMなら、キャリアメイン回線を使って常に高速通信します。
ただし、NUROモバイルも、混雑時以外は問題なく高速通信できます。
こういったように、NUROモバイルは利用者が増える混雑時に速度低下します。
デメリット②:LINE年齢認証に未対応
NUROモバイルは、LINEの年齢認証やID検索に対応していません。
しかし同じ格安SIMでも「イオンモバイル、IIJmio、mineo」などは、大手キャリアのようにLINE年齢認証ができます。
これにより、大手キャリアからNUROモバイルに乗り換えた場合、ID検索や年齢認証が実施できなくなり戸惑う方もいます。
対応策としては、LINEで友だちを追加する際は「QRコード、SMS」を送って招待しましょう。
以上のように、NUROモバイルはLINEのID検索と年齢認証を利用できません。
デメリット③:eSIMを提供していない
NUROモバイルは、eSIM未提供で一般的のSIMカードを提供しています。
これにより、eSIM対応スマホをお持ちの方も、NUROモバイルではSIMカードを使用します。
なお、eSIMを提供している格安SIMは、ahamoやLINEMOなどのキャリアサブブランド系のみです。
eSIMのメリットは、従来のようにスマホへSIMカードを挿す必要がなく、プロファイルをインストールすると開通します。
以上のように、NUROモバイルはeSIM未提供です。
デメリット④:契約事務手数料が必要
NUROモバイルのバリュープラスは、契約手数料3,300円が必要です。
最近は、povoのように契約手数料0円の格安SIMもあり、それに比べると余計な出費といえます。
ただ、他社から「音声通話付きSIM」へ乗り換えなら「バリュープラスお乗り換え特典」により、契約手数料0円です。
ちなみに、NUROモバイルのNEOプラン(20GB/40GB)は、契約手数料0円になっています。
以上のとおり、バリュープラスは初期費用に契約手数料3,300円が発生します。
NUROモバイル・バリュープラスのメリットは7つ
つづいて、NUROモバイルのバリュープラスの7つのメリットを紹介します。
7つのメリットは以下の通りです。
- 業界最安値級の料金プラン
- 利用開始月の料金は無料
- 基本通話料は他社の半額
- 3ヶ月ごとにデータプレゼント
- 回線は3キャリアから選べる
- 高速5Gに対応している
- データ繰り越しができる
それぞれ、解説していきます。
メリット①:業界最安値級の料金プラン
NUROモバイルのバリュープラスは、格安SIMの中で最安値級の料金です。
音声通話付きSIM(電話・SMS・データ通信)は、3GBを月792円から使え、10GBは月1,485円といったように、コスパ抜群です。
データ通信専用SIM(データ通信)なら、3GBを月627円から使え、10GBなら月1,320円で、ネット専用回線を格安で持てます。
後述しますが、NUROモバイルのバリュープラスは、他社と比較しても抜群の安さを誇ります。
こういったように、NUROモバイルのバリュープラスは俊逸な料金プランです。
メリット②:利用開始月の料金は無料
NUROモバイルのバリュープラスは、利用開始月の基本料金は無料です。
よって、お得な申し込みタイミングは月初めで、申し込み後2~3日後にSIMカードが届くので、約1ヶ月分を無料で使えます。
ですので、NUROモバイルを少しでもを安く使うなら月初めに申し込むと良いです。
なお、格安SIMでは、利用開始月は日割りが一般的ですが、無料で使えるのはNUROモバイルを含め2~3社です。
以上のように、NUROモバイルなら利用開始月の基本料金は無料で使えます。
メリット③:基本通話料は他社の半額
NUROモバイルは、基本通話料は11円/30秒と他社の半額です。
格安SIMの基本通話料は、22円/30秒が一般的ですが、それに比べNUROモバイルなら電話代を確実に安くなります。
電話利用が多い方には、5分かけ放題を月490円、10分かけ放題なら月880円といったように格安利用できます。
くわえて、NUROモバイルのかけ放題は、通話専用アプリは不要で使い慣れたスマホの通常アプリを使えます。
以上のように、NUROモバイルの基本通話料とかけ放題は他社に比べて安いです。
メリット④:3ヶ月ごとにデータプレゼント
NUROモバイルのバリュープラスは「Gigaプラス」により、3ヶ月ごとにデータプレゼントされます。
Gigaプラスにより、VMプラン(5GB)なら3GBを、VLプラン(10GB)なら6GBを、3ヶ月毎にデータ量を受け取れます。
年間で見ると、VMプラン(5GB)は年20GBを、VLプラン10GBは年24GBを、それぞれデータ量が増量されます。
このように、実質データ量が増えますので、料金値引き同じ効果があります。
以上のとおり、バリュープラスの5GB~15GBプランは、3ヶ月ごとにデータ量を無料付与されます。
メリット⑤:回線は3キャリアから選べる
NUROモバイルのバリュープラスは、「ドコモ・au・ソフトバンク」の3大キャリアから回線を選べます。
3キャリアのサービスエリアには大きな違いはありませんので、イメージやブランドで選ぶのも良いでしょう。
3社のサービスエリアは以下で確認できます。
ちなみに、格安SIMの中で回線を3大キャリアから選べるのは、mineoやNUROモバイルなど数社です。
以上のように、NUROモバイルは3大キャリアから回線を選択できます。
メリット⑥:高速5Gに対応している
NUROモバイルは、「ドコモ・au・ソフトバンク」の回線を選びますが、いずれも5G利用は無料です。
5Gの利用方法は、NUROモバイルの「ご利用者向けページ」の「5Gオプション」から手続きできます。
5Gは、前世代の4Gに比べ20倍近く高速通信しますので、5Gエリアの方はぜひ利用しましょう。
なお、5G人口カバー率は、ソフトバンクの92%がトップで、auの90%、ドコモの88%と続いています。
このとおり、NUROモバイルは高速5Gに対応しています。
メリット⑦:データ繰り越しができる
NUROモバイルは全てのプランにおいて、余ったデータ量を自動的に翌月に繰り越しされます。
NUROモバイルのデータ繰り越し条件は以下の通りです。
仮に、5GBプランで2GB余った場合は、翌月は5GB+2GB=7GBのデータ量を利用できます。
繰り越したデータ量の利用期限は翌月末までになり、例えば、4月に繰り越したデータ量は5月末が有効期限です。
このように、NUROモバイルはデータ繰り越しにより、データ量を無駄なく活用できます。
NUROモバイル・バリュープラスを他社と比較
ここでは、NUROモバイルのバリュープラスを他社と料金比較しました。
以下では、各社の「音声通話付きSIM」プランと比較しています。
3GB 月額料金 |
5GB 月額料金 |
10GB 月額料金 |
|
---|---|---|---|
NUROモバイル 公式サイトへ |
792円 | 990円 | 1,485円 |
LINEMO 公式サイトへ |
990円 | — | — |
イオンモバイル 公式サイトへ |
1,078円 | 1,298円 | 1,848円 |
mineo | — | 1,518円 | 1,958円 |
J:COMモバイル | 1,078円 | 1,628円 | 2,178円 |
irumo | 2,167円 | — | — |
UQモバイル | 2,365円(4GB) | — | — |
ワイモバイル | 2,365円(4GB) | — | — |
以上のように、主要な格安SIMと比較しても、NUROモバイルは安いことが分かります。
しかし、通信速度はキャリアブランド系の「LINEMO」や「UQモバイル」の方が断然に速いです。
そのため、料金と速度の両方を重視する方は、契約事務手数料も無料のLINEMOをおすすめします。
まとめ
ここまで、NUROモバイルのバリュープラスを徹底レビューしてきました。
なんと言っても、NUROモバイルのバリュープラスは、月額料金の安さが最大のメリットです。
新規・乗り換えを問わず、安い格安SIMを利用したい人は、NUROモバイルを検討してみましょう。
NUROモバイルにすれば、あなたのスマホ代も年間2~3万の節約できますよ!
それでは、格安SIM最安値クラスのNUROモバイルを利用して、お得なスマホ生活を送ってください!