NUROモバイルのバリュープラスを徹底レビュー!デメリットは!?
この記事は、NUROモバイルのバリュープラスを、実際に使ったレビューを紹介しています。
デメリット・メリットをまじえて、分かりやすくまとめいるので参考にしてください。
なお、NUROモバイルは、ソニーグループが運営する業界最安値クラスの格安SIMです。
それでは、NUROモバイルのバリュープラスを紹介していきます。
NUROモバイル・バリュープラスをレビュー
初めに、NUROモバイルから送られてくる、SIMカードや同梱物を紹介します。
契約内容は、以下のとおりです。
- プラン:バリュープラス (VMプラン5GB)
- SIMタイプ:音声通話付きSIM
- 月額:990円
- 回線:au
届いた様子や同梱物を紹介
SIMカードは、NUROモバイルに申し込み後、3日目に到着しました。
発送は、申し込み完了後の翌日にされました。
同梱物は以下の3点です。
- SIMカード(auSIM)
- 納品書
- NUROモバイル 設定マニュアル
他社のようにチラシは一切入っておらず、なにを見たらよいかスグに分かります。
au回線を契約したので「auSIMカード」が入っています。
SIMサイズは、「標準SIM、microSIM、nanoSIM」に対応しています。
SIMカード裏面です。
利用者向けページのログインに必要な「SIM電話番号」と「パスワード」が記載されています。
NUROモバイル・バリュープラスの基本情報
NUROモバイル・バリュープラスの基本情報を紹介します。
SIMタイプは、以下の3つから選べます。
- 音声通話付き SIM
- データ通信+SMS SIM
- データ通信専用 SIM
それぞれの月額料金は以下の通りです。
バリュープラス 月額料金 | |||
---|---|---|---|
音声通話付き | データ通信+SMS | データ通信専用 | |
VSプラン 3GB |
792円 | 792円 | 627円 |
VMプラン 5GB |
990円 | 990円 | 825円 |
VLプラン 10GB |
1,485円 | 1,485円 | 1,320円 |
バリュープラスの基本情報は以下の通りです。
バリュープラス 基本情報 | |
---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 SIMカード準備料:440円 |
契約解除料 | 0円 |
MNP転出手数料 | 0円 |
国内通話料金 | 11円 / 30秒 |
SMS送信料 | 3.3円 / 70文字 |
最低利用期間 | なし |
開始月料金 | 無料 |
SIMタイプ | SIMカード |
利用回線 | ドコモ 4G、5G au 4G、5G ソフトバンク 4G、5G (契約時に選択) |
節約モード | ✕ 未対応 |
データ繰り越し | ◯ 対応 |
データチャージ | 1GB:550円 |
テザリング | ◯ 対応 |
Wi-Fiスポット | ✕ 未対応 |
メールアドレス | ✕ 未対応 |
留守番電話 | 月額:330円 |
国内通話オプション | 5分かけ放題:月額490円 10分かけ放題:月額880円 |
LINE年齢認証 | ✕ 未対応 |
申し込み方法 | オンライン |
サポート | オンラインチャット、電話 |
支払い方法 | クレジットカード |
NUROモバイル・バリュープラスのデメリットは4つ
最初に、NUROモバイルのバリュープラスの4つのデメリットを紹介します。
4つのデメリットは以下の通りです。
- 通信速度は混雑時に低下する
- 低速モードに対応してない
- eSIMを提供してない
- 契約事務手数料が必要
それぞれ、解説していきます。
デメリット➀:通信速度は混雑時に低下する
NUROモバイルの通信速度は、昼休みと夕方の混雑時に低下します。
理由は、NUROモバイルも他社の格安SIMと同じく、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアから回線を借りて運営しているためです。
これが、UQモバイルやLINEMOなどの、キャリアサブブランドなら、キャリアメイン回線を使って常に高速通信します。
なお、NUROモバイルも、混雑時以外は問題なく高速通信できます。
以上のように、NUROモバイルは混雑時に速度低下します。
デメリット➁:低速モードに対応してない
NUROモバイルは、多くの格安SIMで利用可能な低速(節約)モードに未対応です。
低速モードは、通信速度が低速化される代わりに、データ消費しないというサービスです。
つまり、低速モードならデータ節約が可能です。
ただ、低速モード時の速度は、200~300kbpsになり、LINEメッセージやSNSは可能ですが、Web閲覧や動画視聴は使い物になりません。
以上のように、NUROモバイルは低速モードに対応していません。
デメリット➂:eSIMを提供してない
NUROモバイルは、eSIM未提供で一般的のSIMカードを提供しています。
これにより、eSIM対応スマホをお持ちの方も、NUROモバイルではSIMカードを使用します。
なお、eSIMを提供している格安SIMは、ahamoやLINEMOなどのキャリアサブブランド系のみです。
eSIMのメリットは、従来のようにスマホへSIMカードを挿す必要がなく、プロファイルをインストールすると開通します。
以上のように、NUROモバイルはeSIM未提供です。
デメリット➃:契約事務手数料が必要
NUROモバイルのバリュープラスは、契約手数料3,300円が必要です。
最近は、povoのように契約手数料0円の格安SIMもあり、それに比べると余計な出費といえます。
ただ、他社から「音声通話付きSIM」へ乗り換えなら「バリュープラスお乗り換え特典」により、契約手数料0円です。
ちなみに、NUROモバイルのNEOプラン(20GB)は、契約手数料0円になっています。
以上のように、バリュープラスは初期費用に契約手数料3,300円が発生します。
NUROモバイル・バリュープラスのメリットは7つ
つづいて、NUROモバイルのバリュープラスの7つのメリットを紹介します。
7つのメリットは以下の通りです。
- 業界最安値級の料金プラン
- 利用開始月は無料
- 基本通話料は他社の半額
- 3ヶ月ごとにデータプレゼント
- 回線は3キャリアから選べる
- 5Gに対応している
- データ繰り越しできる
それぞれ、解説していきます。
メリット➀:業界最安値級の料金プラン
NUROモバイルのバリュープラスは、格安SIMの中で最安値級です。
音声通話付きSIM(電話・SMS・データ通信)は、3GBを月792円から使え、10GBは月1,485円といったように、コスパ抜群です。
データ通信専用SIM(データ通信)は、3GBを月627円から使え、10GBは1,320円になり、ネット専用回線を格安で持てます。
後述しますが、NUROモバイルのバリュープラスは、他社と比較しても抜群の安さを誇ります。
以上のように、バリュープラスは俊逸な料金プランです。
メリット➁:利用開始月は無料
NUROモバイルのバリュープラスは、利用開始月の料金は無料です。
そのため、お得な申し込みタイミングは月初で、2~3日後にSIMカードが届くので、約1ヶ月分を0円タダで使えます。
少しでも、安く使うなら月初めから利用しましょう。
なお、通話料やオプション料金などは、通常どおり発生します。
格安SIMでは、利用開始月は日割りが一般的になり、無料なのはNUROモバイルを含め2~3社です。
以上のように、NUROモバイルなら利用開始月の基本料金は無料です。
メリット➂:基本通話料は他社の半額
NUROモバイルは、基本通話料は11円/30秒と他社の半額です。
他社の基本通話料は、22円/30秒が一般的ですが、それに比べNUROモバイルなら電話代を確実に安くなります。
電話利用が多い方には、5分かけ放題を月490円、10分かけ放題を月880円の2つが用意されています。
くわえて、NUROモバイルなら通話専用アプリは不要で、使い慣れたスマホの通常アプリを使えます。
以上のように、NUROモバイルの通話料を他社より安いです。
メリット➃:3ヶ月ごとにデータプレゼント
NUROモバイルのバリュープラスは「Gigaプラス」により、3ヶ月ごとにデータプレゼントされます。
Gigaプラスですが、VMプラン(5GB)なら3GBを、VLプラン10GBなら6GBを、3ヶ月毎にデータ量を受け取れます。
年間で見ると、VMプラン(5GB)は年20GBを、VLプラン10GBは年24GBを、それぞれ増量されます。
このように、実質データ量が増えますので、料金値引き同じ効果があります。
以上のように、バリュープラスは3ヶ月ごとにデータを無料付与されます。
メリット➄:回線は3キャリアから選べる
NUROモバイルのバリュープラスは、「ドコモ・au・ソフトバンク」の3大キャリアから回線を選べます。
各社のサービスエリアに、大きな違いはありませんので、イメージやブランドで選ぶのもいいでしょう。
3社のサービスエリアは以下で確認できます。
回線選びの1例ですが、今ドコモSIMを使っていて、もう一方をソフトバンクSIMにすると、どちらか通信障害になった時のカバーにもなります。
以上のように、バリュープラスは3大キャリアから回線を選択できます。
メリット➅:5Gに対応している
NUROモバイルは、「ドコモ・au・ソフトバンク」の回線を選びますが、いずれも5G利用は無料です。
5Gの利用方法は「ご利用者向けページ」の「5Gオプション」から手続きできます。
5Gは、前世代の4Gに比べ20倍近く高速通信しますので、5Gエリアの方はぜひ利用しましょう。
なお、5G人口カバー率は、auの90%がトップで、ソフトバンクの85%、ドコモの70%と続いています。
以上のように、NUROモバイルは高速5Gを利用できます。
メリット➆:データ繰り越しできる
NUROモバイルは、余ったデータを自動的に翌月に繰り越しされます。
データ繰り越し条件は以下の通りです。
仮に、5GBプランで2GB余った場合は、翌月は5GB+2GB=7GBのデータ量を利用できます。
繰り越したデータ量の利用期限は翌月末までになり、例えば、4月に繰り越したデータ量は5月末が有効期限です。
なお、データ繰り越し未対応の格安SIMはデータを損します。
以上のように、NUROモバイルはデータ量を無駄なく活用できます。
NUROモバイル・バリュープラスを使った感想
NUROモバイル・バリュープラスを実際に使った感想をまとめました。
現在、NUROモバイルを検討中の方は参考にしてください!
- 昼休みと夕方は速度が遅い
- テザリングすると遅い
- eSIMを早く提供してほしい
- LINE年齢認証に対応してない
- マイページがシンプルで使いやすい
- プラン変更が簡単にできる
- 乗り換えで契約手数料が無料になった
- 専用アプリ不要で通話料が安い
- au5Gを使える
- データ繰り越しができる
- 3ヶ月ごとにデータを無料付与される
以上のとおり、残念なところも良いところも両方があります。
NUROモバイル・バリュープラスを他社と比較
ここでは、NUROモバイルのバリュープラスを他社と料金比較しました。
以下は、各社の「音声通話付きSIM」プランを比較しています。
3GB | 5GB | 10GB | |
---|---|---|---|
NUROモバイル 公式サイトへ |
792円 | 990円 | 1,485円 |
LINEMO 公式サイトへ |
990円 | — | — |
OCNモバイルONE 公式サイトへ |
990円 | — | 1,760円 |
イオンモバイル | 1,078円 | 1,298円 | 1,848円 |
mineo | — | 1,518円 | 1,958円 |
J:COMモバイル | 1,078円 | 1,628円 | 2,178円 |
UQモバイル | 1,628円 | — | — |
ワイモバイル | 2,178円 | — | — |
以上のように、主要な格安SIMと比較しても、NUROモバイルは安いことが分かります。
しかし、通信速度はサブブランド系の「LINEMO」や「OCNモバイルONE」の方が断然に速いです。
そのため、料金と速度の両方を重視する方は、契約手数料0円のLINEMOをおすすめします。
まとめ
ここまで、NUROモバイルのバリュープラスを徹底レビューしてきました。
なんと言っても、NUROモバイルのバリュープラスは、月額料金の安さが最大のメリットです。
新規・乗り換えを問わず、安い格安SIMを利用したい人は、NUROモバイルを検討してみましょう。
NUROモバイルにすれば、あなたのスマホ代も年間2~3万の節約できますよ!
それでは、安い格安SIMを利用して、お得なスマホ生活を送ってください!