IIJmioのタイプDとタイプAの違いを徹底比較!どっちがいい?
この記事では、IIJmio(みおふぉん)のタイプDとタイプAを比較して、違いを紹介しています。
最初にお伝えすると、タイプDはドコモ回線、タイプAはau回線といったように、基本的な違いは利用回線です。
ただし、通信速度や利用端末などに違いがありますので、失敗しないようにこの記事を参考にしてください。
それでは、IIJmioのタイプDとタイプAの違いを解説していきます。
IIJmioのタイプDとタイプAの違いは回線!
IIJmioは申し込み時に、タイプDとタイプAのどちらかの回線を選べます。
前述しましたが、IIJmioにおけるタイプDとタイプAの違いは、利用回線の違いです。
タイプDならドコモ回線を、タイプAならau回線を、それぞれ利用します。
IIJmioのSIMは4種類
IIJmioには以下の4種類のSIMがあります。
この記事では、もっとも一般的な音声SIMをメインに解説しています。
- 音声SIM (電話、データ通信、SMS)
- SMS SIM (SMS、データ通信)
- データSIM (データ通信)
- データeSIM (データ通信)
音声SIMは、皆さんも利用している「電話・データ通信・SMS」の3つの機能を備えたSIMです。
タイプDとタイプAの料金プランは共通
IIJmioギガプラン(音声SIM)の、タイプDとタイプAの料金プランは共通です。
料金プランと概要 (音声SIM タイプD/タイプA) |
|
---|---|
月額料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
基本通話料 | 11円 / 30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題:月500円 10分かけ放題:月700円 かけ放題:月1,400円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | タイプD:433円 タイプA:446円 |
eSIM発行手数料 | タイプD:433円 タイプA:220円 |
契約解除料 | 無料 |
データ繰り越し | ◯ 対応 |
低速モード | ◯ 対応 |
テザリング | ◯ 対応 |
SIMタイプ | eSIM、SIMカード |
使用回線 | タイプD:ドコモ 4G/5G タイプA:au 4G/5G |
このように、データプランは2GB~50GBの8つがあり、格安SIMの中でも最安値級の料金です。
参考までに、20GBプランを他社と比較すると、ahamoは月2,970円ですが、IIJmioなら月2,000円なので月970円安く使えます。
IIJmioのタイプDとタイプAを比較
IIJmioのタイプDとタイプAを4項目で比較しましたので、気になる項目をチェックしてみてください。
4つの比較項目は次のとおりです。
それぞれについて解説していきます。
比較①:タイプDとタイプAの実際の通信速度
IIJmio、タイプDとタイプAの実際の通信速度を比較です。
タイプD(ドコモ) | タイプA(au) | |
---|---|---|
下り平均速度 | 21.34Mbps | 18.82Mbps |
上り平均速度 | 3.60Mbps | 5.56Mbps |
回線 | ドコモ 4G | au 4G |
測定画像 (画像クリックで拡大) |
上の表は、タイプDとタイプAの通信速度を5回計測した上り・下りの平均速度です。
ご覧のとおり、実際の通信速度は、タイプDのドコモ回線の方が速いです。
下り平均速度を比べると、タイプAの「18.82Mbps」に対し、タイプDは「21.34Mbps」とやや速いです。
格安SIMは、遅いという定評ありますが、IIJmioに関して使える速度になっていますのでご安心下さい。
こういったように、通信速度はタイプDのドコモ回線の方が速いです。
比較②:タイプDとタイプAの利用エリア(4G/5G)
IIJmio、タイプDとタイプAの利用エリアの比較です。
タイプD(ドコモ) | タイプA(au) | |
---|---|---|
4Gエリア 人口カバー率 |
99% | 99% |
5Gエリア 人口カバー率 |
88% | 90% |
サービスエリア | ドコモ | au |
表のとおり、ドコモとauは、前世代の4G人口カバー率は99%を達成していますので差はありません。
第5世代の5G人口カバー率は、au90%に対して、ドコモ88%になっています。
IIJmioの5G利用は、タイプDとタイプAともに5Gオプションは無料なので、5Gエリアの方はすぐに利用できます。
5Gは、前世代の4Gに比べ20倍近く高速通信しますので、5Gエリアの方はぜひ利用しましょう。
以上のように、5GエリアはタイプAのau回線の方が、やや広いエリアで利用できます。
比較③:タイプDとタイプAのSIMタイプ
IIJmio、タイプDとタイプAのSIMタイプの比較です。
タイプD(ドコモ) | タイプA(au) | |
---|---|---|
SIMカード | ◯ | ◯ |
eSIM | ◯ | ◯ |
SIMカード発行手数料 | 433円 433円(eSIM) |
446円 220円(eSIM) |
IIJmioの音声SIMは、タイプDとタイプAともにSIMカードとeSIMを提供しています。
eSIMは、スマホに内蔵された「本体一体型SIM」で、従来のようにSIMカードの挿入は不要です。
eSIMを利用する場合、eSIM対応スマホが必要なので、ご自身のスマホが対応しているか確認しましょう。
もし、SIMタイプに迷ったら、SIMカードを選らんおけば間違いありません。
以上のとおり、IIJmioの音声SIMは、SIMカードとeSIMから選べます。
比較④:タイプDとタイプAの利用端末
IIJmio、タイプDとタイプAの利用端末の比較です。
タイプD(ドコモ) | タイプA(au) | |
---|---|---|
SIMフリー端末 | ◯ 利用可 | ◯ 利用可 |
SIMロック端末 | ◯ 解除後利用可 | ◯ 解除後利用可 |
VoLTE対応端末 | ◯ 利用可 | ◯ 利用可 |
VoLTE非対応端末 | ◯ 利用可 | ✕ 利用不可 |
あなたのスマホが「動作確認済み端末」かチェックする |
最初に、SIMフリー端末お持ちの方は、IIJmioに限らず全ての格安SIMで利用できます。
次に、SIMロック端末お持ちの方は、購入したキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の各ショップでロック解除すると利用可能です。
続いて、VoLTE対応端末について説明いたします。
タイプDのドコモ回線は、VoLTE対応・非対応機のどちらも利用できます。
タイプAのau回線は、VoLTE対応機は利用できますが、VoLTE非対応機(かなり古い機種)は使えません。
VoLTE対応機かは「機種名+VoLTE対応」で検索すると、スグに分かります。
以上のように、タイプDは幅広い機種に対応してるのでなにかと安心です。
なお、IIJmioでスマホセット購入すると、初期設定済みで届くので、設定が苦手な人もスグに利用できます!
IIJmioのタイプDをおすすめする人
IJmioのタイプD(ドコモ回線)をおすすめする人は、次のような方です。
- ドコモから乗り換える人
- ahamoから乗り換える人
- 山間部や海岸部で利用する人
- 高速通信したい人
- 今より料金を安くしたい人
以上のように、ドコモやahamoからIIJmioに乗り換えても、同じドコモ回線を使いますので、端末との相性がよいので安心です。
ドコモ最大の特徴は、キャリア最大の基地局を保有していますので、山間部や海でも電波が入ることです。
また、タイプDには帯域制限がなく、大量にデータ通信しても契約データ量内であれば、通信速度は遅くなりません。
最大のメリットは、他社からIIJmioに乗り換えれば、業界最安値クラスで使えるので、年間数万円の節約が可能です。
注意点としては、通信速度は同じドコモ回線でも、IIJmioでは、ドコモブランドのahamoのような速度はでません。
IIJmioのタイプAをおすすめする人
IIJmioのタイプA(au回線)をおすすめする人は、次のような方です。
- auから乗り換える人
- UQモバイルから乗り換える人
- 5Gを広いエリアで使いたい人
- eSIMを利用する人
- 今より料金を安くしたい人
以上のように、auやUQモバイルからIIJmioに乗り換えても、同じau回線を使いますので、端末との相性がよいので安心です。
5G利用もauなら、キャリアNo.1の人口カバー率90%を誇り、広いエリアで高速5G通信を実現します。
SIMタイプも、タイプAにおいてもeSIMを利用できますので、他社とのデュアルSIM運用も可能です。
最大のメリットは、IIJmioに乗り換えると、格安SIM最安値級の料金により、確実にスマホ代の節約ができます。
注意点としては、通信速度は同じau回線でも、IIJmioでは、auブランドのUQモバイルのような速度はでません。
まとめ
ここまで、IIJmioのタイプDとタイプAを比較して違いを紹介してきました。
最後にタイプDとタイプAの要点をまとめみました。
- タイプDはドコモ回線、タイプAはau回線
- タイプDとタイプAともにeSIM対応
- タイプDの方が通信速度は速い
- タイプDはドコモ系から乗り換えがおすすめ
- タイプAはau系から乗り換えがおすすめ
- タイプAはVoLTE非対応機は利用できない
どちらにするか迷ったら、タイプDのドコモ回線を選んでおくと良いでしょう。
IIJmioの魅力は、何と言っても格安SIMの中で、最安値級の料金プランと付帯サービスの充実です。
くわえて、IIJmio(みおふぉん)は、IIJが運営する老舗通信会社で、多くのユーザーが利用する信頼の格安SIMです。
それでは、料金の安いIIJmioを利用して、コスパよくインターネットを楽しみましょう!