この記事では、IIJmioギガプランを使った分かったデメリット・メリットをレビューしています。
IIJmioのギガプランには2GB~50GBの8プランがあり、いずれも業界最安値クラスの料金設定です。
そのIIJmioは、約120万人が契約する格安SIMの老舗で、機能面やサービスには定評があります。
では、IIJmioギガプランの実際の使用感やデメリット・メリットを解説していきます。
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IIJmioギガプランの使用感をレビュー
IIJmioギガプラン「音声SIM」を実際に使った感想をレビューします。
IIJmioには、悪い評判と良い評判の両方がありますので、当レビューを参考にしてみてください。
IIJmioギガプランの残念なところ
IIJmioギガプラン「音声SIM」の残念なところは以下のとおりです。
- 平日の昼休みは通信速度が低下する。
- キャリア系の格安SIMより通信速度が遅い。
- 契約事務手数料3,300円が掛かる。
- チャットサポートの対応は微妙。
IIJmioギガプランは、平日昼休みの通信速度は下り1Mbps前後しかでません。
対して、キャリアブランド系のLINEMOやahamoなどは、時間帯に関わらず常時下り50Mbps前後がでます。
こういったように、IIJmioは平日の昼休みに限り、MVNO特有の速度低下を起こします。
IIJmioギガプランの良いところ
IIJmioギガプラン「音声SIM」の良いところは以下のとおりです。
- ギガプランの料金は他社より安いのでお得。
- 基本通話料金が他社の半額で、電話代を節約できる。
- 5分かけ放題を月500円で使え、割引キャンペーンもある。
- 低速モードに対応しているので、データ量を節約できる。
- データ繰り越しができるので、データ量を無駄にしない。
- 端末セールで最新スマホを110円で購入できた。
- eSIMを利用できるので、デュアルSIMも容易にできる。
- 料金が安いのでデュアルSIMや副回線にも最適。
- VoLTE対応でクリアな音声品質で電話ができる。
IIJmioの料金プランは他社より安いので、毎月の通信費が確実に安くなります。
安価な料金ながらユーザーにとって便利な「データ繰り越し、低速モード、eSIM」などを、利用できるのでコスパは良いです。
また、端末セールで格安スマホが手に入るので、機種変更を検討している方も狙い目です。
IIJmioギガプランの通信速度を計測
IIJmioギガプランの通信速度を計測しました。計測結果は次のとおりです。
下り速度 | PING | |
---|---|---|
4/02 PM12:14 | 1.10Mbps | 13ms |
3/26 PM2:25 | 27.02Mbps | 54ms |
3/26 AM9:57 | 30.11Mbps | 119ms |
3/25 PM8:18 | 21.55Mbps | 78ms |
3/25 PM5:17 | 28.59Mbps | 64ms |
上記のとおり、昼休み時間は下り1Mbps前後と遅く、それ以外の時間帯は20Mbps~30Mbpsを計測しています。
このように、IIJmioは昼休み時間以外は、おおむね快適な通信速度で利用できます。
IIJmioギガプランの基本情報を紹介
つづいて、IIJmioギガプランの基本情報を紹介します。
ギガプランには、「音声SIM」と「データ通信専用SIM」の2タイプがあり、それぞれご案内いたします。
音声SIMの料金プランと概要
IIJmioギガプランの音声SIMは「電話、データ通信、SMS」の3機能が付いた最も一般的なSIMです。
音声SIMの料金プランや付帯機能は次のとおりです。
ギガプラン「音声SIM」 | |
---|---|
月額料金 | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 30GB:2,700円 40GB:3,300円 50GB:3,900円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | タイプD:433円 タイプA:446円 |
契約解除料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 |
国内通話料金 | 11円 / 30秒 |
国内通話オプション | 5分かけ放題:月500円 10分かけ放題:月700円 かけ放題:月1,400円 |
SMS送信料 | 3.3円 / 70文字 |
最低利用期間 | 利用開始日の当月末まで |
開始月料金 | 日割り |
SIMタイプ | eSIM、SIMカード |
利用回線 (契約時に選択) |
ドコモ 4G、5G au 4G、5G |
データチャージ | 1GB:220円 |
テザリング | ◯ 対応:無料 |
Wi-Fiスポット | ◯ 対応:月398円 |
メールアドレス | ◯ 対応:月330円 |
留守番電話 | ◯ 対応:月330円 |
LINE年齢認証 | ◯ 対応 |
申し込み方法 | オンライン |
サポート | 電話、オンラインチャット、メール |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | インターネットイニシアティブ |
データ通信専用SIMの料金プランと概要
ギガプランのデータ通信専用SIMは、インターネット利用を目的にしたSIMです。
データ通信専用SIMの料金プランは次のとおりです。
データeSIM 月額料金 |
データSIM 月額料金 |
SMS SIM 月額料金 |
|
---|---|---|---|
2GB | 440円 | 740円 | 820円 |
5GB | 660円 | 900円 | 970円 |
10GB | 1,100円 | 1,400円 | 1,470円 |
15GB | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 |
20GB | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 |
30GB | 2,340円 | 2,640円 | 2,680円 |
40GB | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 |
50GB | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 |
*データeSIM・データSIMはドコモ回線 *SMS SIMはドコモ/au回線 |
データ通信専用SIMの契約事務手数料や付帯機能(データ繰り越し、低速モードなど)は、音声SIMと同じ内容です。
それぞれのSIMの用途と機能は次のとおりです。
- データeSIM:データ通信専用のeSIM
- データSIM:データ通信専用のSIMカード
- SMS SIM:データ通信+SMS送受信に対応のSIM
このようにデータ専用SIMは、電話番号は付与されないので、音声SIMより安く利用できます。
なかでも、データeSIMなら2GB/月440円から使えるので、タブレット利用やスマホのデュアルSIMには最適なプランです。
IIJmioギガプランのデメリットは4つ
最初に、IIJmioギガプランのデメリット4つを紹介します。
4つのデメリットは次のとおりです。
- 平日の昼休みに速度低下する
- 契約事務手数料3,300円が必要
- 支払いはクレジットカードのみ
- 店頭サポートを受けれない
それぞれ解説していきます。
デメリット①:平日の昼休みに速度低下する
IIJmioは、平日の昼休みやの混雑時に通信速度は1Mbps前後に低下します。
なぜなら、IIJmioも他の格安SIMと同じく、キャリア(ドコモ・au)から回線を借り受けて運営しているためです。
これが、ahamoやLINEMOといったキャリアブランド系の格安SIMなら、キャリアメイン回線を使って常に高速通信します。
ただ、IIJmioも平日の昼休み時間を除くと、常時下り20~30Mbpsの速度がでます。
デメリット②:契約事務手数料3,300円が必要
IIJmioギガプランは、初期費用に契約事務手数料3,300円が必要です。
キャリアブランド系の格安SIMには契約手数料0円のところもあり、それに比べるとやや余計な出費といえます。
参考までに、格安SIMの契約事務手数料は0円~3,850円まであり、多くは3,300円に設定しています。
ちなみに、IIJmioにおいては契約事務手数料の割引キャンペーンを不定期に開催しています。
デメリット③:支払いはクレジットカードのみ
IIJmioの支払い方法は、クレジットカードのみです。
デビットカードや口座振替には対応していないので、クレジットカードを持っていないと契約できません。
また、IIJmioはネットショッピングなど可能なキャリア決済も利用できません。
格安SIMではクレジットカード払いが主流ですが、他の支払い方法を利用する方は他の格安SIMを検討しましょう。
デメリット④:店頭サポートを受けれない
IIJmioには実店舗がありませんので、店頭サポートを受けれません。
IIJmioとの契約は家電量販店などでも可能ですが、契約後のプラン変更や各種サポートには対応していません。
ですので、店頭サポートを重視する方は「UQモバイル、ワイモバイル」などのキャリア系ショップが安心です。
IIJmioは、IIJサポートセンターにおいて「電話、オンラインチャット、メール」でのサポートを受けれます。
IIJmioギガプランのメリットは7つ
つづいて、IIJmioギガプランの7つのメリットを紹介します。
7つのメリットは次のとおりです。
- 魅力的な安い料金プラン
- 通話料金が他社より安い
- 端末特価セールが鬼スゴイ
- 回線はドコモとauから選べる
- 低速モードならデータ消費ゼロ
- 5Gオプションを無料で使える
- 余ったデータは繰り越しできる
それぞれ解説していきます。
メリット①:魅力的な安い料金プラン
IIJmioギガプランの最大メリットは、業界最安値クラスの料金プランです。
最小2GBなら月850円、最大50GBでも月3,900円といったように、8つあるデータプランはいずれも格安です。
たとえば、格安SIMで需要の多い20GBプランも、ahamoなら月2,970円ですが、IIJmioなら月2,000円で使えます。
IIJmioは格安SIMの中でも、料金プランには定評があり価格重視する方に支持されています。
メリット②:通話料金が他社より安い
まず、格安SIMの基本通話料は22円/30秒が一般的ですが、IIJmioなら11円/30秒で他社の半額です。
くわえて、IIJmioの家族間での通話料は8.8円/30秒とさらに安いです。
通話オプションも、5分かけ放題/月500円、かけ放題/月1,400円といったように、安価な価格で利用できます。
また、IIJmioの通話オプションは、面倒な通話専用アプリは不要で、使い慣れたスマホの純正アプリを使えます。
メリット③:端末特価セールが鬼スゴイ
IIJmioの端末セールは、他社から乗り換えで110円のAndroidスマホが用意されています。
昨今、スマホの価格は急上昇していますが、IIJmioなら半額どころではなく110円や2,000円台の端末を購入可能です。
特に人気機種が110円で販売されると、10時の販売開始ですが、昼には売り切れている場合があります。
格安スマホの購入を検討している方は、一度「IIJmio スマホ」下見しておいて決して損はありません。
メリット④:回線はドコモとauから選べる
IIJmioギガプランは、申し込み時にドコモとauから回線を選べます。
これまで、ドコモ回線やau回線を使っていた人も、IIJmioに乗り換えても同じ回線を使えるので何かと安心です。
これが、キャリアブランド系の格安SIMの場合は、親会社の回線を使用するので、ユーザーに回線選択の余地はありません。
こういったように、IIJmioは2大キャリアのドコモ回線とau回線を提供する格安SIMです。
メリット⑤:低速モードならデータ消費ゼロ
IIJmioには、速度切り替え機能があり「高速モード⇔低速モード」の切り替えができます。
低速モードのメリットは、通信速度が200kbpsに低速化される代わりに、データ消費ゼロで利用できる点です。
くわえて、IIJmioはバースト転送に対応し、低速モード時でも最初の数秒間は高速通信するので読み込みは時間は速いです。
速度切り替えは「My IIJmio」アプリで、高速⇔低速の切り替えをワンタップで行えます。
メリット⑥:5Gオプションを無料で使える
IIJmioは、ドコモとauから回線を選べますが、両回線ともに5Gオプションは無料です。
5Gオプションの利用方法は、My IIJmioアプリやIIJmio会員専用ページの「5G通信 / 4G通信の切替」から行えます。
ドコモとauの5G人口カバー率は、まだ完全ではありませんが、これから急速に利用エリアが拡大していくことでしょう。
ちなみに、IIJmioの5Gは転用5Gですが、前世代4Gに比べて良い感じに速度向上しています。
メリット⑦:余ったデータは繰り越しできる
IIJmioのギガプランは、余ったデータ量は翌月に自動的に繰り越しされます。
たとえば、20GBプランで4GB余った場合は、翌月は20GB+4GB=24GBのデータ量を利用できます。
また、余ったデータ量は「データシェア」により、同一mioID内なら(最大10回線まで)データを分け合えることも可能です。
こうのように、IIJmioはデータ繰り越しによって、データ容量を無駄にすることはありません。
IIJmioギガプランをおすすめしない人・する人
IIJmioギガプランをおすすめしない人・する人は次のとおりです。
おすすめしない人 | おすすめする人 |
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まず、IIJmioをおすすめしない人は、速度重視や店頭サポートを希望する方です。
とくに速度を重視する場合、IIJmioは遅いという訳ではありませんが、大手キャリアのような通信速度は望めません。
次に、IIJmioをおすすめする人は、料金プランや付帯サービスを重視する方です。
料金プランは、格安SIMでは最安値クラスなうえ、安価ながら付帯サービスの充実度は申し分ありません。
付帯サービスは「データ繰り越し、低速モード、テザリング、データシェア」などに対応し、必要な機能は網羅しています。
さらに、IIJmioなら端末セールで、110円からスマホを買えるので、端末を安く購入したい方にもおすすめです。
IIJmioギガプランのQ&A
この章では、IIJmioギガプランのよくある質問(Q&A)を紹介しています。
動作確認端末を知りたい?
IIJmio公式サイト内の「動作確認端末」で確認いただけます。
なお、もともとドコモ回線やau回線を使っていた機種であれば問題なくIIJmioで利用できます。
IIJmioの運営会社はどこ?
IIJmioを運営するのは、東証プライムに上場するIIJ(インターネットイニシアティブ)です。
また、IIJmioは2012年2月にサービスを開始した老舗格安SIMです。
最低利用期間はありますか?
IIJmioの最低利用期間は「利用開始日の当月末まで」になります。
たとえば、3月5日に契約した場合は、3月末日までが最低利用期間です。契約解除手数料は無料です。
タイプDとタイプA違いは?
IIJmioのタイプDとタイプA違いは使用する回線です。
タイプDはドコモ回線を使用し、タイプAはau回線を使用します。料金や基本スペックは同一です。
ギガを使い切ったらどうなる?
IIJmioはデータ容量を使い切った時点で速度制限にかかります。
速度制限後の通信速度は200kbpsに規制されます。データチャージする場合1GB/220円で行えます。
まとめ
ここまで、IIJmioギガプランの評判をレビュー形式で紹介してきました。
もう一度、IIJmioギガプランのデメリットとメリットを確認してみましょう。
デメリット | メリット |
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なんと言っても、IIJmioのギガプランは月額料金の安さが最大のメリットです。
新規・乗り換えを問わず、安い格安SIMを利用したい人は、IIJmioを検討してみましょう。
あなたも老舗格安SIMのIIJmioにすれば、通信費を年間2~3万の節約及び削減ができます。
それでは、業界最安値クラスのIIJmioを利用して、賢くお得なスマホライフを送ってください!
IIJmioの詳細を確認する方は、下のIIJmio公式サイトをご覧ください。